サーバー契約とドメイン取得、ブログ開設!

第 3 回のテーマは「サーバーとドメインの設定、ブログの開設」です。

ここからやっと、具体的なブログの作成に入っていきます。

自分のブログが完成するまでには、まだまだ先は長いのですが、どんなブログを作るにしても、まず「第一歩」となるのがこの作業です。

レンタルサーバーを契約しよう

サーバーとは「ブログの置き場所」と考えて頂ければ良いと思います。

つまりレンタルサーバー契約とは「ブログの置き場所を借りること」です。イメージは土地を借りる感じです。

エックスサーバーに登録

エックスサーバー公式サイト

  • 低価格で高品質
  • セキュリティが高い
  • 安定性と信頼性が高い
  • 実績があり老舗である
  • サポートが手厚い

以上のような声が多く、評判が良かったのでエックスサーバーと契約しました。

エックスサーバー公式サイトから「お申し込み」→「お申し込みフォーム」→「新規お申し込み」で入力していきます。

サーバー ID(初期ドメイン) : エックスサーバーの ID になるもの(自由に決めて OK )ブログの URL にはなりません

プラン : 機能的な違いはなく、容量や転送量の違いなのですが「 X10 」で十分です。毎月アクセス数が 50 万PVを超えるようなったら、上位プランを検討しましょう。

以上と、個人情報を入力したら申し込みは完了です。

すると「エックスサーバーからメールが届いているはずです。このメールは非常に重要なメールなので大切に保管しておいた方が良いです。

自分はメール自体を印刷して保管しています

iPad iPhoneを使った、メールの印刷
メール画面の右上にある「矢印のマーク」から「プリント」を選び、メール本文の画像を「ピンチアウト操作」すると、右上に「共有マーク」が出ます。
そこから「かんたんnetprint 」を使い、セブンイレブンでコピーしました。

メールにある「ユーザーアカウント情報」と「サーバーアカウント情報」は、この先ずっと必要になります

エックスサーバーは「Xserverアカウント」や「サーバーパネル」など、各カテゴリーに分かれていて、それぞれに必要なログイン情報が違います

ユーザーアカウント情報」は「Xserverアカウント」に必要な情報で、「サーバーアカウント情報」は「サーバーパネル」に必要な情報です。

料金の支払いを済ませよう

登録から 10 日間は「無料お試し期間」なので、支払いを済ませていないと、10 日後にサーバーが使えなくなってしまいます

ログイン」から「Xserverアカウント」にログインします。先ほどのメールにあるユーザーアカウント情報」を使い行います。

左のメニュー「決済関連」の「料金のお支払い」に行きます。「お支払い伝票の発行」の「サーバー」にある「更新期間」を選び「お支払い方法を選択する」を押します。

ちなみに自分の「更新期間」は、料金の安さと帳簿入力のしやすさで「 12 ヶ月」とし、支払い方法は事業用クレジットカードにしました。

初回契約時のみ、初期設定費用として+3000円掛かります

独自ドメインを取得しよう

独自ドメインの取得とは「インターネット上に、完全に独立した、自分だけの住所を持つこと」です。このブログなら「 zen-gaku.jp 」です。

いわゆる URL(ホームページアドレス)のことです。世界に 1 つだけなので、当然同じものは作れません。一度作ったら変更もできません

そしてドメイン契約が続く限り、半永久的に使えます。独自ドメインを持っておくと、サーバーを変更したとしても、そのまま使えます

独自ドメインを取得できる会社は色々あるのですが、基本的にどこでも良いと思います

自分は最初、一般的に見慣れたドメインが良いということで「 .com 」で作ろうと思ったのですが、すでに海外の方に使われていました。

そこで「 .jp 」に決めたのですが「 .jp 」には「 Whois情報公開」のハードルがありました。

Whois情報公開について

Whois情報公開とは、IP アドレスやドメイン名の登録者(自分)の情報をインターネット上で公開し、誰でも見られるようにすることです。

つまり自分の氏名 住所 電話番号 メールアドレスなどの個人情報を公開することになるのです

企業のサイトであれば、企業情報の公開になるので問題ないでしょうが、個人のサイトで個人情報の公開は致命的ですよね

そこで出てくるのが「 Whois情報の代理公開」です。

Whois情報の代理公開について

Whois情報の代理公開」とは個人の Whois情報の代わりに、契約したドメイン登録会社の情報を公開してくれることです。

Whois情報公開代行サービス」と呼ばれます。ドメインの取得はどこでも構わないですが取得時には必ずこのサービスに申し込みましょう

ただ、自分は「 .jp 」なので少し特殊でした。jp ドメインは管理しているところが他とは違い、日本に住所がある人しか持てないという条件もあります

そして「 .jp 」で「 Whois情報の代理公開」をしてくれるドメイン登録会社は限られていました

スタードメインがあって良かった

スタードメイン公式サイト

  • 「 .jp 」でも Whois情報の代理公開をしてくれる
  • Whois情報の代理公開が「無料」である
  • ネットオウル社(運営会社)が公認レジストラであり信頼性が高い
  • 信頼のエックスサーバー社の関連会社
  • 「 .jp 」の料金が他社と比べ安価

以上のような理由から、スタードメインでドメイン取得することに決めました

取得したいドメイン」を決めて、空いているか(使えるか)を検索します。検索結果で「○ 取得する」となっているものをクリックして「新規会員登録」に行きます。

メールアドレスを入力し「認証 ID を取得」を押すと「確認メール」が届くので、そこにある「認証 ID 」を新規会員登録ページに記入し「登録フォーム」へ移動します。

会員登録が終わったら「会員ページ」左のメニューの「契約管理」→「決済情報」→「登録情報」から「決済登録情報」を入力します。

あとは購入画面で記入します。「レジストラ選択」は JP ドメインなので「 JPRS 」固定でした。「契約年数は 1 年」で「お支払い方法はクレジットカード」です。

会員ページ左メニュー「スタードメイン管理」→「新規取得」からでも購入手続きができます。「管理ドメイン一覧」で契約中のドメインを確認できます。

スタードメインの Whois情報公開代行
スタードメインは初期状態(申し込み不要)で Whois情報公開を代行してくれています。契約時に何も気にする事はありません。
ただし、メニュー「スタードメイン管理」の「登録者情報」や「汎用JP登録者情報」で自分の情報を登録していたら、その情報が Whois情報として公開されてしまうので、要注意です。

自分の Whois情報がどうなっているのかは「管理ドメイン一覧」で対象の「ドメイン管理ツール」を押し「登録者情報変更」を押すと確認ができます。

ここが「ネットオウル株式会社の情報になっていれば大丈夫です

サーバーとドメインを結びつける

レンタルサーバー」と「独自ドメイン」を結びつける作業に入っていきます。

土地」と「住所」をリンクさせ、結びつける作業ですね。サーバー側とドメイン側の相互で設定が必要です

スタードメインのネームサーバーを変更する

スタードメインにログインしてメニュー「スタードメイン管理」→「管理ドメイン一覧」で対象の「ドメイン管理ツール」を押し「ネームサーバーの確認・変更」を押します。

ここの「ネームサーバー 1~5 」を先ほどの「エックスサーバーからのメールに書いてある「ネームサーバー 1~5 」に書き換えます

ネームサーバー 1 ns1.xserver.jp
ネームサーバー 2 ns2.xserver.jp
ネームサーバー 3 ns3.xserver.jp
ネームサーバー 4 ns4.xserver.jp
ネームサーバー 5 ns5.xserver.jp

以上のように書き換えたら「確認画面」を押します。

エックスサーバーにドメインを追加する

エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインします。(メール記載のサーバー ID とサーバーパスワードを使います)

メニュー「ドメイン」から「ドメイン設定」を選び、「ドメイン設定追加」タブを押します。

ドメイン名に先ほど取得した「独自ドメイン」を入力し、「無料独自SSLを利用する」と「 X アクセラレータを有効にする」にチェックして「確認画面へ進む」をクリック。

設定完了画面が表示されなかったり、エラー等が発生した場合は、まだネームサーバーの変更が反映されていない可能性があります

変更が反映されるまで、数分〜 1 時間、場合によっては 1 〜 2 日掛かることもあるみたいです。

WordPressをサーバーにインストール

土地」と「住所」が決まったら、後はそこに「家」を建てましょう

自己所有の家(ブログ)を持ちたいなら「 WordPress 」がオススメです。

本来 Web サイトを作るには、プログラミング的な知識( HTML や CSS など)が必要なのですがWordPress を使えば知識がない人でも作れると言われています。

このようなツールを CMS(コンテンツ管理システム) と呼びます。WordPress日本でも世界でもシェア No.1 の CMS です

デザインやカスタマイズの自由度も高いですし、しかも無料で使えます

インストール手順

エックスサーバーの「サーバーパネル」メニューの「 WordPress 」の「簡単インストール」に行き「 WordPress インストール」タブを押します。

ユーザー名」はログイン ID になるのですが、これは後で変えることが出来ないので慎重に決めましょう

キャッシュの自動削除は ON 」と「自動でデータベースを生成する」となっていると思うので、そのままで OK です。

入力したら「確認画面へ進む」から「インストール」に行きます。そしてインストールの完了時に表示される、以下の情報は必ずメモしておきましょう

  • WordPress管理ページへのログインURL
  • ID
  • PASSWORD
  • MySQLデータベース
  • MySQLユーザ
  • MySQL接続パスワード

メモしたら「 WordPress 管理ページへのログイン URL 」をクリックして、 WordPress にログインしてみましょう。

このログインページはブックマーク(お気に入り登録)を推奨します。先ほどメモした「 ID 」と「パスワード」を使ってログインができます。

すると「ダッシュボード」と表示された「 WordPress の管理ページ」が表示されます。ここから全てが始まり、生まれていく大切な場所です

サーバー代とドメイン代の仕訳

サーバー代と「ドメイン代を支払ったので、ここで仕訳を行います

マネーフォワード クラウド確定申告」のサイトにログインすると、登録していたクレジットカードで支払った分が未仕訳」になっています。

未仕訳をクリックして、サーバー代もドメイン代も借方は「通信費」貸方は「未払金」とします。補助科目は「ライフカード」と入っていました。

概要は各々「エックスサーバー」「ネットオウル ドメイン代」としています。

あとがき

今回はやっと、具体的なブログ作成手順の第一歩である、「サーバーとドメインと WordPress 」を導入しました。

まだまだブログがちゃんとした形になるには、様々な作業が必要ですが、その為の「土台づくり」が完了しました。

一応これで、インターネットの世界に発信者として誕生したことになります。

これから細かい作業が色々続くのですが、できるだけ参考になるよう、丁寧に書いていきたいと思います。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。